木材を建築物の外装に使うということ 1

2018/03/19

 

住宅建材でもありますSSD材を取扱わせていただいております弊社社員は

 

様々な場所に出かけます

 

 

SSDサーモ材を外装材としてご提案いたしております関係で

 

建築物の外装材にはことさら関心を持っております

 

 

いくつかの理由によりまして、木材で被覆されました

 

建築物はまだ少ないのですが

 

 

 

 

 

木材を建築物の外装材として使うことはどういうことか

 

について考えてみたいと思います

 

 

木材の大半の樹種は腐りやすいとされており

 

 

耐候性の極めて高い樹種を除いて

 

木材に薬剤処理、熱処理を実施いたしますか

 

 

 

 

 

表面に塗料等を塗布して保護する場合が多くなっています

 

 

 

 

 

 

木材を外装材に使うときの利点といたしまして

 

 

無機質に疲れた都市生活者の皆様の心を癒しながら

 

 

現在地球規模で求められております

 

環境意識の水準をさりげなく示し

 

 

また、木材の複雑で豊かな質感を活かして

 

建築物自体の高級感や楽しさを喚起し

 

 

 

 

 

 

商業施設の場合にはその高級感などが

 

感度の高い方々を魅了し

 

頻繁なご来訪につながる

 

 

ということなのでしょう

 

 

一方木材は自然素材であり、条件が整わないと腐りやすいため

 

経費的には、木材表面に塗料を塗布することが優位であり

 

 

またほとんどの外装材は太陽光の紫外線により劣化しますため

 

その防止のために

 

 

木材が直接紫外線に当たらないように顔料で被覆することが

 

有力な手法と思われます

 

 

ところが、この場合には木材の表面にあります

 

木目や杢が隠れがちになり

 

 

その外装材が木材であることがわからなくなってしまうこともあり

 

木材の優位性が損なわれてしまうこともあります

 

 

したがいまして、このような場合、木材の塗料に顔料の割合の少ない

 

透明に近いものを使用することが必要となります

 

 

しかしながら、このように透明に近い木材の塗料は

 

耐候性があまり高くないことが多く

 

 

このため一定期間毎に塗り替えが必要となりますが

 

 

外装材ですので高所での施工も多く

 

この塗料などの材料費や人件費が必要となります

 

 

また屋外木材用の塗料は多くのメーカー様から

 

多種の商品が販売されておりますが

 

 

木材用の塗料ですので、下地の木材の樹種等の特性や

 

木材の表面仕上げの水準、及び塗装の理解が必要なことや

 

 

塗料ごとに価格、耐久性がまちまちな上に

 

続々と特徴のある新商品が開発されますために

 

 

この木質外装材にどのような塗料を使ってどのように塗れば

 

最もお施主様に長期的に有利になるのかを正確に理解することは

 

 

非常に困難な状況になっています

 

 

 

最後の写真は、SSD球磨杉サーモサイディングです

 

 

 

 

 

 

SSD(SSD材)プロジェクトメンバー

 

 

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