木材が私達に与えてくれたもの

2019/03/22

 

住宅建材でもありますSSD材(国産材、球磨材)を

 

取り扱わせていただいております弊社では

 

 

木材の利用を幅広くご提案しておりますが

 

 

本日は

 

 

そもそも木材は他の素材と非常に異なるものであり

 

私達は木材から色々なものを与えられている

 

 

というお話となります

 

 

木材といいますと

 

茶系統が多いですが

 

 

木目があり

 

しかもランダムであり

 

 

人に好まれます

 

 

そこでそのような意匠の建材が

 

増えております

 

 

木材には針葉樹や広葉樹があり

 

その表面にはいずれも多くの孔が開いております

 

 

この多孔質であるということが

 

室内の湿度の調整にとても役立ちます

 

 

湿度が一定の範囲に収まれば

 

 

梅雨時の不快さが軽減し

 

夏場の適正温度の低下に寄与し

 

冬にはインフルエンザに罹りにくくなるなど

 

 

人の快適な住環境の維持にとても役立ちます

 

 

これはこのような時期に

 

木造の木材が現しの建築物を訪れますと

 

 

容易に体感できます

 

 

また木材は建築物だけでなく

 

楽器にも使われています

 

 

木材の中には重力や外気の環境などにより

 

複雑な生育をしているものがあり

 

 

平面で切削しますと

 

秀麗な模様(杢)を呈し

 

 

そのようなものが使用されます

 

 

 

 

楽器には元来

 

 

音響特性や質感などで選び抜かれた

 

高品質の木材が使用されており

 

 

中には現在ではもう採材が難しい樹種や

 

樹齢のものも含まれている上に

 

 

時間の経過により塗料が素晴らしい

 

時代感覚をまとっているものまでありますので

 

 

 

 

 

木材関係者がそんな楽器を拝見いたしますと

 

なかなか立ち去り難くなってしまいます

 

 

 

 

 

音質はもとより

 

楽器の外装が私達に与える深淵な想いを感じておりますと

 

 

このような木材に触れることが出来て

 

本当に良かったと思います

 

 

楽器には様々な色調のものがありますが

 

それは木材自体の特徴によることが多く

 

 

例えば

 

 

 

 

 

落ち着いた淡い色合い

 

 

 

 

 

黄色味を帯びているもの

 

 

 

 

 

特有の木目

 

 

 

 

 

年輪幅が均一で細かく

 

 

 

 

 

濃色の心材とやや淡色の辺材

 

 

 

 

 

こんな特有の模様のものもあります

 

 

また室内であっても時間の経過とともに酸化などにより

 

変色していき

 

 

 

例えば

 

 

 

 

 

赤紫色が

 

 

 

 

 

深い色になっていくものもあります

 

 

このように多様な木材から

 

意匠的にも魅力的な楽器が

 

多く製作されておりますが

 

 

 

どこかに楽器の質感をもつ建築物があれば

 

 

それは本当に豊かなことですね

 

 

 

球磨ウッド事業部 SSD(SSD材)プロジェクトメンバー

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