SSD材の壁(羽目板)で節を探しました

2017/05/15

弊社 facebook にて既にお知らせしておりますが、先月、弊社営業所の壁の一部に

 

SSD球磨杉材(SSD材)の羽目板が施工されました

 

このため、朝最初に営業所に入ると、直ちに空気質の良さがわかるのですが、

 

本日はこの「SSD球磨杉の壁(羽目板)に節があるのか」について調査、報告いたします

 

 

この壁面から直角の位置、①距離7mから見ますと、節が見当たりません

 

 

近寄って、②距離5mから見ますが、どこに節があるのでしょうか

 

 

節のある材とのことですが、まだ見当たりません

 

 

もう少し近寄って、③距離3mから見ますが、うーん、節って黒っぽい丸いものですね

 

周囲より黒い所ってどこでしょう

 

 

さらに近寄って、④距離2m

 

ようやく周囲と違う、鉛筆の芯のような丸い点をいくつか発見しました

 

 

もっと近寄って、⑤距離1m

 

 

あと50cm近寄って、⑥距離0.5m

 

 

さらに拡大して、その大きさは

 

 

でも、これって本当に節なのでしょうか

 

 

これは、木材の等級評価に使われる「節」に含まれる「葉節(はぶし)」

 

という九州などの温暖な場所で育った木にみられる

 

休眠芽が発達してできた生節で、

 

周囲と色は異なりますが、別に死節のように抜けていく節ではありません

 

しかし分類上は節の一種ですので、数にもよりますが、

 

弊社のSSD球磨杉材(SSD材)は、全体で見ると木材等級では小さな節が少しある

 

「上小節」(じょうこぶし)となることが多くなっています

 

弊社のSSD材価格は、一般の乾燥材であるKD材(葉節よりもっと大きな節も含まれているもの)

 

とほとんど変わりません

 

一般的には、節が少ない材は高額であり、節が全くない木材は節が多い木材の数倍の価格

 

となっています

 

弊社のSSD球磨杉材は、

 

全体では葉節が少しある「上小節」に分類されることが多いのに

 

その価格はもっと大きな節がある材とほとんど同じ!

 

ということは、

 

 

SSD球磨杉材は、「リーズナブルなお値段の木材(無垢材)」なのです

 

 

これまでに写真を見られた方で、どの写真のデザインが気になられましたか

 

 

以上、SSD材の節についての調査及びご報告でした

 

 

 

SSD(SSD材)プロジェクトメンバー

 

 

 

 

 

 

 

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