木材盤外編(将棋に必要な植物)

2018/01/05

 

新年あけましておめでとうございます

 

旧年中は弊社SSD材につきましてご関心を賜り

 

誠にありがとうございます

 

 

本年も木材(SSD材)について

 

ご説明いたしてまいりますので

 

よろしくお願い申し上げます

 

 

本日1月5日は、まだ松の内ですので

 

住宅建材でもありますSSD材ではなく

 

将棋に必要な植物を考えてみたいと思います

 

 

まず将棋盤ですが、名人戦で使われますのは①カヤですが

 

一般的には②カツラ

 

 

 

 

最近は新カヤ(③スプルース)、④ヒバもありますが

 

⑤キリの箱にも入っています

 

 

将棋の駒は⑥ツゲの彫駒は、⑦ウルシの黒色との対比がきれいです

 

 

 

 

 

最初将棋を始められた頃は

 

⑧ホオなどの入門者用の駒も使われたことでしょう

 

 

駒箱は、キリ、⑨ヒノキもありますが

 

 

 

 

 

⑩エンジュ、⑪イタヤカエデ、⑫屋久杉などもあります

 

 

駒は駒台に置きますが

 

⑬クワの木目模様であれば駒をひきたてます

 

 

 

 

駒や盤にはときどき⑭ツバキ油を塗ると美しさが保てます

 

 

植物が出尽くしたと思っておりますと

 

 

棋士の先生の手元には扇子があり

 

⑮マダケが使われていました

 

 

長考されている先生がもたれかかられていますのは

 

肱を置く脇息(きょうそく)

 

 

力がかかりますので、強度がある広葉樹

 

⑯ミズナラ程度は必要になります

 

 

テレビで対局を拝見いたしておりますと

 

大きな、文字が裏側になりました木目模様が派手な駒があり

 

これは⑰ケヤキで作られています

 

 

タイトル戦では棋士の先生は

 

大島紬をお召しになられることがありますが

 

⑱シャリンバイで染色されています

 

 

視線を落としますと、ちりめんの座布団が

 

その中には⑲ワタが使われております

 

 

そして、その先には将棋盤の足が見えますが

 

何かでこぼこしています

 

 

 

 

 

これはどこかで見たような形であり

 

⑳クチナシの実です

 

 
将棋はこれまで長年にわたり鍛錬されました

 

記憶されたり、局面の是非を判断する力

 

あるいは先の変化を読み抜く力を

 

 
個人対個人で競うものであり

 
他人からの助言は一切禁止ということですが

 
これは一般社会に通じることですね

 

 
将棋を指す室内全体では、別の樹種も必要ですが

 
○数字の登録のあります20番まで

 

 
末広がりの八八八文字での

 

ご案内とさせていただきます

 

 

 

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