京都営業所開所式

2018/02/14

皆様こんにちは。

京都営業所のIです。

平成30年2月9日の大安に京都営業所開所式としての内覧会を開催させて頂きました。

内覧会の様子の前に少し京都営業所を案内させて頂きます。

京町家の趣を残した一目見ただけでは営業所?という感じで仕入れ先様もお越しの際に迷われるほどでした。

 

本社からの応援もあり、わかりやすく入って頂けるよう、様々な工夫をさせて頂きました。

 

一階の玄関引き戸。これは推定100年以上前の古建具をチョイスし、洗いをかけてもらい手間暇かけて現代へ呼び戻しました。

1Fのトイレです。ゼロファーストデザイン様のデザインにて、古い物と新しい物の融合を演出して頂きました。土間は炭を混ぜた京都らしい仕上がりです。トイレ本体はTOTO様、洗面カウンターはTOTO様、アイカ工業様の素材を利用し、弊社のものづくり部門に製作して頂きました。

 

2Fのトイレはパナソニック様の紅中カラーにちなんだ、紅柄(べんがら)の店舗用アラウーノを私がチョイスしました。アイカ工業様のモイスと先ほどの1Fの弊社製作の洗面カウンターが融合し、とてもオシャレな演出ができました。

階段は弊社推奨のSSD球磨杉を利用し、ヤマシタ様にて加工して頂きました。

会議室は和室にしております。カウンターにはなんと一枚物のモミの木を使用し、1100x2850のサイズでしつらえております。壁には水ごねの黄土での塗壁で本物志向です。

さあ、内覧会の開催です。時間は13:00~17:00と限られたなかですが、たくさんの方にお越しいただきました。先ほどのモミのカウンターに皆様釘づけです。

先程、階段を紹介いたしましたが、SSD球磨杉を床板にも加工して使用しております。香りと肌触りがとても優しさを醸し出します。

少し奥に入っていきますとステンレスのキッチンと新しい無垢材、古材が融合した空間となっています。ここのスペースは様々な方がフランクな感じで利用して頂けるようになったらいいなと思っています。

良く見ると・・・古材の梁の欠き込みをして下さった大工様の技術が伺えます。

天井にもSSD球磨杉を使用しております。

パネルにてプレゼンボードを作成して頂きました。

97年前の大正10年の写真を頂き、その良き古さを残しながら現在に至るまでの写真を時系列で展示しています。解体当時は想像もできないほどの過酷さがあり、大工様にも苦労をかけましたが、ここまで綺麗にして頂けました。言い換えるならばここまで綺麗になるんだ!と表現したほうが正しいかもしれません。これからも京都でこのような展開をしていきたいと思っております。

 

今回の開所式に至るまで様々な苦労がありましたが、本当にここまでこれて良かったと思います。今回は社内のメンバーはもちろんのこと、デザイナー様、設計士様、工務店様、各メーカー様には多大なるご協力を頂き本当にありがとうございました。

 

皆様、いつでもお気軽にお越しください。お待ちしております。

 

 

 

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