OISCA 2019【東日本大震災復興支援プロジェクト】

2019/05/21

19年5月18日、今年も宮城県名取市で開催されました

 

OISCA東日本大震災復興支援プロジェクトに仙台営業所より参加して参りました。

 

そちらの様子をお届けさせて頂きます!

その前にOISCAとは? 簡単ですがご説明させて頂きます。

 

東日本大震災での津波により、海岸林が大きな被害を受けました。

 

被災面積は、被災した6県全体で3,659.2haにのぼり、宮城県がその半分以上を占める

 

1,753.3haと突出し、そのうち750.4haが、木が根こそぎ倒されるなどの

 

壊滅的打撃を受けました(林野庁調べ)。

 

 

 

震災から大打撃を受けましたが海岸林再生をめざすにあたり、

 

生活インフラである防風、防砂、防潮、防霧などの機能を発揮する海岸林の再生は、

 

災害からの市民生活はもとより、農業の復興にも不可欠であり、地元の農業従事者の

 

「必ずおらたづの海岸林を取り戻す!」という強い想いが当プロジェクト発足の根底となります。。

 

そう・・OISCAとはそれぞれの国で農村開発の取り組み、国内では農林業セミナー開催などを通じ

啓発活動、植林、森林整備を環境保全に展開している事業団体となります。

紅中仙台営業所としては今年で三回目の参加活動となります。

 

今年は仙台営業所からの参加者も計9名と過去最多の参加ご協力を頂きました。

 

また全体の参加者も年々増加傾向にあり初年度は50名くらいから今年は

 

約150名と大勢の方々と共に今回の作業をさせて頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

前回参加の際は、何千本と成長しているクロマツの廻りに生えている

つるまめを取っていく作業でしたが、今回はクロマツ周辺に水路を確保する作業を行いました。

※クロマツは水分が少ない環境下でも成長しますが

水分が多くなると逆に弱ってしまい、枯れる恐れがある為今回の作業が必要となります。

 

 

 

なぜクロマツを植えているか?ですが

1600年代、伊達政宗の命によりクロマツの植栽が進められ、背後地の農地や住民の生活を守っており

先人たちが長年にわたり、クロマツを植栽してきた事は、クロマツが防潮・飛塩・飛砂防止に優れ

海岸に植栽する樹種としては一番適しているからなんです。

 

 

それではまずは全体図

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クロマツとクロマツの間に水路を確保していきます。

 

ベテラン(師匠)の方に作業内容を教えて頂き、いざスタート!!

 

 

お喋りする事なく作業に集中しております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天気も良く、海も近く、見晴らしもすごく良いんです!

 

 

 

 

 

完成した水路がこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

師匠から【完璧】とのお言葉を頂きました!

 

 

最後はみんなで集合写真&昼食タイム~

 

 

 

 

 

 

 

休日にも関わらず、多数のご参加、ご協力に感謝申し上げます。

 

来年の成長した植林が楽しみですね。

 

来年もまた参加の際はご報告をさせて頂きます!

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