木材は光の中で 2

2019/07/12

 

住宅建材でもありますSSD材(国産材・球磨材)を

 

取り扱わせていただいております弊社によります

 

 

木材の、屋外の光の中での利用状況について観察する

 

 

その第2回目となります

 

 

 

 

 

木材はもともと屋外で生育していたとはいえ

 

紫外線を通さない樹皮で保護されていますので

 

 

内部の木材には紫外線に対抗するそんなに強い力が

 

ある訳ではありません

 

 

このため太陽光を直接浴び続けますと

 

材色の退化が進むことが多いですが

 

 

この色合いからは潔さも感じられます

 

 

 

 

 

頭上の看板の猫の周囲の木材に

 

保護塗料が塗布され

 

鈍く輝いています

 

 

今年の夏期には一層強い太陽光にさらされるでしょうし

 

 

でもその結果が楽しみではあります

 

 

 

 

 

樹木を伐採した際に生じる面を

 

木口面(×小口面)と呼び

 

 

そこには他の面よりも

 

多くの小さい孔が開いています

 

ということですが

 

 

それがこんなに良くわかることは珍しいです

 

 

太陽光と雨水の力は凄いですね

 

 

 

 

 

同一樹種の木材で

 

同一種類の仕上により広い面積を施工しましても

 

 

建築物に差し込む太陽光の量と角度(密度)が

 

場所により異なりますので

 

 

単純な壁面になることはありません

 

 

 

 

 

生育には太陽光が必要な植物と

 

太陽光によって色褪せてくる木材の

 

 

勢いと陰りが同一壁面上に展開されています

 

 

人生のひとコマ

 

 

陰っていく木材の推移を楽しみたいものです

 

 

 

 

 

光を多く反射する石材と

 

光を多く吸収する木材

 

 

明るいのにまぶしくないという扉

 

 

 

 

 

太陽に照らされ続ける駅にも木材が使用され

 

 

優しく懐かいのにモダンなプラットフォームに

 

鮮やかな色彩の電車が

 

 

軽やかにすべり込んで来ます

 

 

 

 

 

ガラスという無機物が

 

 

木材という有機物を

 

防水機能で守り

 

 

光の一部も反射して守り

 

 

人が使用する室内は

 

 

生体親和性が高い木材にお任せていただいた

 

建築物であるということですね

 

 

 

球磨ウッド事業部 SSD(SSD材)プロジェクトメンバー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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