外構木材の表面仕上げ

2019/10/07

 

住宅建材でもありますSSD材(国産材・熊本県球磨材)を

 

取り扱わせていただいております弊社社員によります当ブログですが

 

 

最近は木材の屋外利用ということに

 

関係各位がかなり注力されておられますので

 

 

今回は外構木材の表面仕上げについて考えてみることにいたします

 

 

 

 

 

屋外での木材利用において

 

耐候性を高める方法には

 

塗料の塗布、熱処理、炭化、化学反応などがあり

 

通常は同一の処理方法が使用されることが多いのですが

 

 

複数の塗料の色彩・種類や

 

いくつかの処理方法を併用されますと

 

 

変化に富み、付加価値が高い

 

 

商業施設にふさわしい仕様となります

 

 

 

 

 

我が国には降水量の多い地域が多く

 

外構施設にはよく雨がかかりますので

 

 

中・長期的な木材利用に向け

 

木材の耐候性を高めることは極めて重要です

 

 

 

 

 

木材は軽量ですので

 

建託物の外装材として設置する場合には

 

 

施工が容易という利点があります

 

 

 

 

 

木材を室内で利用する場合には

 

直接に太陽光や雨がかかりませんので

 

 

それほど耐候性について配慮する必要はありません

 

 

駅構内などでは、ときおり無垢材製のものがありますと

 

柔らかな雰囲気となります

 

 

 

 

 

このため、人が寛ぎや安らぎを求める都会の場所

 

例えば、飲食施設では木材を使用した施設が好まれますが

 

 

グランピング施設のように屋外のものは

 

使用する木材の耐候性の確保が大きな課題となっています

 

 

 

 

 

一方、外構部が無機物だけの建築物は

 

色彩の変化に乏しく

 

 

外構部の一部にアクセント的に木材を使用したものは

 

経年変化の変色が建築物に奥行を与えますので

 

 

商業施設には特に適した素材とも言えます

 

 

 

 

 

外装材が屋根勾配に合わせて斜めに貼られていますので

 

動きのある楽しい空間になっています

 

 

最近では長期間耐候性を保つ塗料の使用も増えています

 

 

 

 

 

我が国には木造建築の長い歴史があり

 

 

屋外の木材の耐久性を高めるための意匠などが

 

残されていますので

 

 

伝統建築への回帰も木材利用においては

 

とても必要なことですね

 

 

 

 

球磨ウッド事業部 SSD(SSD材)プロジェクトメンバー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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