木材による国際観光都市の景観整備

2017/08/21

 

住宅建材でもありますSSD材を扱わせていただいております弊社では

 

ハウスビルダー様などに柱材などをお納めいたしておりますが

 

 

木造住宅であっても和室が減少していることもあり

 

完工後の室内を拝見いたしますと洋間になっており

 

木材があまり見えていないことがあります

 

 

自分の幼少期を思い出しますと、夏に祖母が出してくれたサイダー瓶の

 

向こうに見えたものは黒ずんだ柱であり

 

もちろん床も板間でありました

 

 

 

そしてあれから幾星霜

 

建物の中にあった木材はいつの間に、一体どこへ行ってしまったのでしょうか

 

 

木材が室内の見える場所にあって、それに触れることができたらどうなるでしょうか

 

 

表面に無塗装もしくは薄い塗装の木材には

 

接触ストレスがないという研究報告もありますし

 

 

もともと木材と人体では擦れ合っても

 

静電気が非常に発生しにくいですから快適です

 

 

 

考えてみますと、我が国は古来から木の文化であり

 

各地域には木造建築が残されておりますが

 

 

 

これは国際的にはかなり珍しいことで

 

国際的な観光振興に大いに役立つと思われます

 

 

 

 

国際観光資源としての最大の要素は「自然景観」ということですので

 

 

これから建築される建築物も

 

外装も含めて木材を使って建築いたしますと

 

 

 

石や土などの建造物の多い地域にお住いの方から見られますと

 

四季おりおりに多様で繊細な色彩に移りゆく山々や

 

自然の風景と木造建築が織りなすエキゾチックな素敵な景色となり

 

 

インバウンドでお越しになる海外の方もお喜びになるでしょう

 

 

弊社にもSSD球磨杉サーモサイディングや、SSD球磨桧ウッドデッキなど

 

木製エクステリアがありますが

 

 

 

建物の外装に木材を現しにすることは

 

訪日いただきます外国人のお客様の増加に向け

 

ひとつの支援方策となることでしょう

 

 

日本政府観光局の訪日外客統計によりますと

 

訪日されました外国のお客様数は

 

 

2011年が約621万人、その3年後の2014年には倍増の1341万人

 

そしてさらに3年後であります本年2017年には

 

さらに倍増となります2700万人を超えそうな状況となっております

 

 

それでは今年末の倍増を目指しまして

 

木材を用いました景観の形成に向け努めてまいりましょう

 

 

 

by  SSD(SSD材)プロジェクトメンバー

 

 

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